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2016年03月01日

JR京都駅に外国人向けタクシー専用乗り場が出現...京のおもてなしは手取り足取り

急増する外国人旅行者のニーズに応えるため、京都市は1日、JR京都駅烏丸口(京都市下京区)で、訪日外国人向けタクシーの専用乗り場を運用する実証実験を始めた。専用乗り場が設けられるのは全国で初めて。

 「フォーリンフレンドリータクシー」として認定された87人の運転手と車両だけが利用でき、接遇や英語と中国語の語学研修を受講した運転手が担当。クレジットカードなどの決済が可能で、スーツケースなど大型の荷物も2個以上積載することができる。タクシー乗り場の運用時間は午前9時から午後5時。実験は来年3月末まで行う。

 運用開始のこの日も朝から、早速、多くの外国人旅行者らが利用。ドイツ・ベルリンから友人を訪ねてきた大学院生、カティヤ・ブーフミラーさん(27)は「英語が通じないで困ることもあったので、とても便利でうれしいサービス。今日一日が楽しく観光できそう」と喜んでいた。